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シベリアバイパス地図

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[Transsiberian Road along the border between Russia and China]
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[New Byepass Road around SIMANOVSKAYA, no gas-station in this section, ca 200km]
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[New Byepass Road between AMAZAR and NERCHINSK, no gas station in this section, ca 200km]
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[Garmin Road Map around CHITA]

シベリア横断道路舗装完成は2004年の時点で2008年、2006年の時点で2009年と言われていた。2008年は大統領選の時期でもあった。
http://www.47news.jp/CN/200402/CN2004022701000730.html
2009年末の時点では、全く手つかずの部分はなくなっていて車が通れるという意味では開通しているが、完成していない。まだ森林が切り拓かれただけの数十キロ単位のダートが点在している。

新しい道路は従来のシベリア鉄道沿いの曲がりくねったルートではなく、比較的まっすぐなもの、あるいは、シベリア鉄道から離れて大きなカーブを描いているもので、シベリア鉄道の駅までの道はほとんど整備されておらず、ひどいところは町までの方向を示す看板だけで全く道がなかったりする。

シマノフスカヤあたりからスコボロディーノの先までは、線路から離れたほぼまっすぐな舗装されたばかりのバイバスがところどころダートを交えて完成しているが、新しいだけに2009年版の地図にも反映されていない。このあたりから1000km近く宿泊施設が無く、200〜300kmほどガソリンスタンドが無い区間も複数待ち受けているので注意が必要だ【復路で2010年8月に再横断した時には、この区間で建築中のホステル付きカフェを三つ見かけた】。

とりわけスコボロディーノの330km先のガソリンスタンドは、ダートのど真ん中にあるので燃費も良くない。想定外のガス欠になる危険性がある。ビロビジャンのダートで予備タンクを落としてしまったおかげで、この区間でロシア人に助けを求めなければならなかったことは10月15日のブログで報告した通りだ。

シベリアを横断する場合、食事はカフェや屋台、あるいは道ばたで売っている果物で済ませることができる。しかし、寝袋と予備タンクは必携だ。

Garmin Road of Russia +TOPO 6.05は、最新版だけあって、ガソリンスタンドの無いスコボロディーノ手前のバイバスやネルチンスク手前のバイパスも把握していた。ただし、同じ中小都市でもウランウデ(36万人377km2)やブラゴヴェシェンスク(20.7万人353km2)は住所を入れればきちんとナヴィゲーションをしてくれる。シーガル氏のサイトのGPSデータを入れてみたところ、チタ(30.6万人538km2)ではメインストリートくらいしか表示してくれない。の市街地も網羅していることが分かった。

今回入手したマップソースは、+TOPOヴァージョンなので地勢的情報を含んでいて、市街地部分の境や森林や湿地のありかなどを示してくれる点もありがたい。たとえば、チタの場合、市街地の端から端まで15kmにも満たないこと、中国の国境地帯との間に湿地帯があることなどが画面からみてとれる。大都市だと迷うと何時間もロスしてしまうが、小さな町なら迷って町のはずれまで行って引き返しても数十分のロスで済む。今回の投資は無駄ではなかったようだ。

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by k1200rs99 | 2010-05-11 14:37 | garmin
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