ロシア国境では、パスポートとヴィザのコントロールの他に、自賠責保険に加入し、走行許可証申請をする。許可証を受け取るまでに少なくとも3〜4時間は見ておかねばならないだろう。ヴィザに記されている滞在開始期間である7月20日の朝に国境に行って並び、昼までに走り始められれば良い方だ。
[通関事務所のドアに貼られていた申請書サンプル]
ウラジヴォストクでは、貼り出されているサンプル通りに白紙に手書きで必要事項を書き入れた走行許可申請書を自分で作って提出しなければならなかった。業者でなければ出せない、ましてや外国人旅行者だけでは事実上手続きができない仕組みだ。
しかも申請書の前提として必要なBill of Landing自体が出るのに何日もかかった。今回は陸路なのでBill of Landingを待つ必要が無い。問題は、走行許可証の申請書が用意してあるか否かだ。もし用意がされていない場合には、英語の出来るロシア人を探し出して、代筆を頼まねばならない。
今回は、ビジネスヴィザ登録のためにモスクワで連泊する。入国手続きに時間がかかったことを考え、モスクワまでの間にどこかのカフェかガスチニーツァで一泊する予定で予約した。ホステル選択の第一条件は、ビジネスビザの登録をスムーズにやってもらえることだ。
ホステルワールドのサービス一覧にヴィザ・レジストレーションがはっきり明記されていたモスクワホームホステルにメールで問い合わせた。数時間のうちに、ビジネスヴィザ登録どころか、もし5日以上滞在するのであれば、ビジネスインヴィテーション自体を出すことも可能であるという返事をもらった。ビジネスヴィザの登録には500ルーブル、ビジネスヴィザ有効期間全部の登録には割り増しで700ルーブルかかる。
往路でモスクワのホステルに寄っていて、そうした事情を知っていたら、旅行社ではなくこうしたホステルに頼んでいたかもしれない。モスクワには他にも魅力的なホステルが沢山あるが、返答の素早さと単純明快さが気に入り、最初にコンタクトをとったこのホステルに決めた。
Moscow Home-Hostel
http://www.moshostel.com
Tel. +7 (495) 778-24-45
Fax: +7 (901) 572-99-25
Moscow, 119121
2-y Neopalimovskiy per., 1/12
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